メールクライアントやゲートウェイは、メッセージ全体で10〜25 MB程度の添付上限を設けているのが一般的です(事業者による)。フル解像度のPNGスクリーンショット1枚で数MBになることもあり、数枚あると「送信」を押す前に失敗します。狙うのは見栄えの良い色数ではなく、予測できるサイズです。
ここでの「メール用に圧縮」の意味
LocalPixのKB指定で圧縮は、指定サイズに向けてJPEG品質をローカルで探索しながら再エンコードします。サイズ予算のツールであり、可逆圧縮のPNG最適化ではありません。PNGを離れる時点で透過は単色背景になります。アルファチャンネルを残す必要があるならPNGのままにして、このツールの外で切り取るか縮小してください。メールで扱いやすいのは、たいていJPEGか、相手が開ける小さめのWebPです。
ツールを開く前に目標を決める
- 約100〜200 KB — 短い返信にスクリーンショット1枚、かつUIの文字が読める必要がある場合の目安。
- 約300〜500 KB — 細い枠線が多いスクリーンショットや、上限のきつい2枚添付のときに安全。
- 約1 MB未満 — 他にファイルを添付する10 MBのメッセージでも余裕が残ります。それでも事業者の上限は確認してください。
いずれも計画の目安で、特定のメール事業者の保証ではありません。ツールが示す数値は、エンコード後にディスクへ保存されるダウンロードのサイズです。
手順(ローカル処理・アップロード0バイト)
- KB指定で圧縮を開きます。自分で確かめたい場合は開発者ツールのネットワークタブも開いたままにします(ローカル検証)。
- ディスクからPNG、JPEG、WebPをドロップします。処理はタブ内で完結します。
- 目標KBを入力し(例:
150)、「圧縮する」を押します。 - プレビューを見ます。UIの文字がつぶれる場合は、読めない80 KBを送るのではなく目標を上げてください(例:250〜400)。
- 結果をダウンロードし(ローカルの
blob:URL)、メールクライアントにはそのファイルを添付します。数MBの元PNGではありません。
PNG特有の落とし穴
- 平坦な領域が多いスクリーンショットはJPEGでよく縮みます。ノイズの多い写真は、同じ見た目の鮮明さを得るのにより大きなKB予算が必要です。
- もともと小さいPNG(アイコンや約50 KB以下のUI断片)は、はっきりした劣化なしにはさらに縮まないことがあります。再圧縮は省いてください。
- 添付が複数:合計で考えます。「200 KB」のスクリーンショット3枚は、MIMEのオーバーヘッドを除いても約600 KBです。
- スマートフォンのHEIC:先にHEIC→JPGで変換し、それでも上限を超えるなら圧縮します。
関連ツール
KB指定で圧縮 · 100・200・500 KBの上限 · HEIC→JPG · WebP→JPG · ローカル検証